お盆は大切な亡き人をそばで感じる日

蓮の花

亡き人々を想いながら沈黙にふける。

でも下を向く必要はない。


目を開けば微笑む花が見える。耳を澄ませば鳥や蛙の声が聞こえてくる。

やさしい春の日差しを身体いっぱいに浴びて、今この瞬間に生かされていることを歓ぶ。


そのように毎日を生きることこそが亡き人々への最も心こもった供養です。


禅師/詩人/平和活動家 ティクナットハン